最近のエッセイ(68)

2021年7月7日        前川喜平さん

 菅官房長官の時、内閣府と対立して文部次官を退任させられた前川喜平さんを、私はかねてより注目しています。その前川さんの思いのたけが今週のサンデー毎日に載っています。IPADでも読めるのですが、久しぶりに書店で現物を購入しました。まず、何よりも驚いたのは歴史と伝統のある「サンデー毎日」が薄っぺらな紙質の簡易製本になっていることでした。

 前川さんの鋭い目は、森友問題での公文書改ざんの黒幕に言及することでした。公文書改ざんなどあってはならぬと、死をもって抗議した赤城審議官に命令したのは、その功により国税庁長官になった佐川であることは明白ですが、その佐川に命令を下したのは誰か? 佐川はいま世間の指弾を浴びていて、損な役割を果たしているが、黒幕が必ずいるはずだ、と前川さんは鋭い舌鋒で言及しています。恐らく、菅か麻生か、ことによったら安倍本人かもしれません。この三人による日本政治の9年間は、官邸が霞が関官僚の人事を握ってしまったことから官僚たちの独立性が失われ、いまはテレビの「何でも鑑定團」ならぬ「何でも官邸・團」になってしまっている、と嘆いています。読み応えのある特集記事でありました。

 昨年11月、わざわざ福島まで出かけていって、前川さんらが撮った映画の試写会に参加し、会場で前川さんを目の前にして「私たちは前川さんのファンです。わざわざ東京から来ました。しかし、この映画は、、、、」と発言し、会場から拍手を浴びましたが、それは前川さんの片鱗に触れただけであって、この人は立派な人物であったのだ、改めて知ることが出来ました。サンデー毎日に感謝です。  

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         太陽をひとつ ふとろへ

   いれていたい

   手のひらに のせてみたり

   ころがしてみたり

   腹がたったら 投げつけたりしたい

   まるくなって あかくなって

   おちてゆくのを みていたら

   太陽が ひとうほしくなった

   太陽をひとつ いつもいつも

   ふところに 入れていたい 

             ー八木重吉ー

2021年7月6日         徒然草

 「つれづれなるままに 日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつづれば、あやしうこそものぐるほしけれ」

 鎌倉時代を生きた吉田兼好は、30歳のころ宮仕えを辞めて出家します。そして身辺雑記を書き始め、そこはかとなく書き留めた、いわゆるエッセイは244篇にも及び、後世の我々に伝えられています。全文を読んだことはありませんが、拾い読みして分かることは、人間の感じ方というものは、昔も今も変わらない、ということです。例えばこういう文章があります。

 「友とするにわろき者、七つあり。一つは高くやんごとなき人。二つは若き人。三つは病なく身強き人。四つは酒好む人。五つは猛く勇める人。六つは虚言(そらごと)する人。七つは欲深き人。良き友に三つあり。一つはものくるる人。二つはくすし(医者)、三つは知恵ある友」 なかなかうがった見方ではありませんか。

 私自身の「日暮し、パソコンに向かいて、心の動くままに、勝手気ままに」書き続けている「最近のエッセイ」も徒然草の244篇を既に超えました。とても後世に存在を主張できる代物ではありませんが、私の存在が亡くなると同時に、パソコン空間から消えるのも、何となく残念に思えます。そこで、私があの世へ行っても、あの世のパソコンを使って、「あの世でのつれずれなるままに、日暮パソコンに向いて、心にうつり行くよしなしごとを、そこはかとなく書き綴る」ことがどうやったら出来るか、考え中です。

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         日陰の葉っぱは 泣き虫だ

    ほろりほろり と泣いている

    日向の葉っぱは 笑いだす

    涙の痕が もう乾く

    日陰の葉っぱの 泣き虫に

    誰か ハンカチ 貸したもれ

            ー金子みすゞー

 

2021年7月5日        土石流災害

 熱海市を襲った土石流による災害は、凄まじい限りです。テレビで繰り返し放映される現場写真は、身の毛もよだつ恐ろしいものです。最初、被害現場は熱海市役所とニューフジヤホテルの間を流れる川かと思ったのですが、そうではなく、少し離れた伊豆山の方でした。恐らく、かつて何回も団体で使わせてもらった、「水葉亭」などが被害に遭っているでしょう。熱海に至る唯一の国道は、小田原から海岸線を走るのですが、うずたかく詰まった土砂のため、交通が遮断され、そうなると箱根山を登って十国峠からしか熱海へ入る道はなく、物流を含め、熱海は陸の孤島となっているのでは。

 家を建てるなら河の畔、海の近く、崖の上は避けよ、と言われています。100年、あるいは200年の間に必ず災害が起きるから、とは古人言い伝えです。その100年目が今年になってしまいました。それにしても日本は自然災害の多い国です。熊本、広島、長野の善光寺平、そして三陸沖の大津波。いずれ、必ず、と言われている南海トラフ地震、東京直下地震、富士山の噴火、、、、そして、可能性が決してゼロではない日本海と太平洋の間を走る伊那谷、木曽谷の破砕帯による列島分断、更に小松左京が予言した日本沈没、、、、、

 熱海の土砂災害は、かつて、山の上の方で大規模な盛り土をした、それがかえって被害を大きくした、と分析されてもいますが、どこの誰が、いまだかつて記録に無いほどの今回の降雨量を予見できたでしょう。被害に遭われた方々に、「この度は誠にお気の毒」と申し上げたい。

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      ママ ボクびっくりしちゃった

      どうしたの?

      ボクの先生 馬を知らないんだ

      ボク 馬の絵を描いたのに

      これは ナニ?って聞くんだもの

 

2021年7月4日          選 挙

 今日は都議会議員の選挙の日です。生憎の雨模様のお天気ゆえ、きっと、投票率は最悪となるでしょう。前回の選挙では小池百合子率いる「都民ファースト」の会が圧勝しました。築地市場の移転問題で大揺れに揺れた時です。築地市場は丁度有楽町から移転した朝日新聞社の新社屋の前に位置します。昼時になると市場の場外、場内の海産物食堂のお世話になってきた関係もあって、選挙にも関心をもって見守りました。結局、市場は新装なった豊洲に移転し、跡地は更地になってはいますが、今もってどうなるのか、分からず終いです。勢いよく発足した「都民ファーストの会」は、一体、何をやったのか、それも霧の中です。

 私めの清き一票は、練馬に居を定めて以来、ずっと、共産党候補者に投票してきました。アパート経営と製本工房との経理を、共産党系の「練馬区民商」にお願いしてきた、というそれだけの理由なのですが、お陰で、たいした税金を払うことなく今日まで来ています。「有限会社中沢商事」は昨年でお仕舞にし、休眠会社として次の仕事による名義変更を画策してはいるものの、寄る年波でその元気も次第に失せ、どうしたものか、と思案中です。ずっと経理をしていただいた民商の横山さんは今は、定年を迎えて私同様の白髪ですが、無理をいって最終経理を、いま、担当してもらっています。既に止めてしまっていた赤旗購読を、日曜版だけでも、と言われ再び入れてもらっています。そのうえ、彼女から練馬区の候補者の名前をいわれ、これからその候補者に一票を投じに行くところです。 

 

                ながれのきしの ひともとは

       みそらのいろの みずあさぎ

       なみ ことごとく くちづけし

       はた ことごとく わすれゆく

              ー上田敏・海潮音ー

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2021年7月3日     立花弘道・隆兄弟

 立花隆さんがお亡くなりになりました。家一軒がそのまま書庫になっているほどの読書家であり、その学識の豊かさから「知の巨人」とまで言われていました。彼は田中角栄研究で頭角を表すのですが、臨死体験にも興味を持っていて、その著作は私の蔵書にもなっています。彼は長崎のクリスチャンの家に生まれ、父親が教師であったことから一家で中国へ移住していたこともあります。兄弟は兄が一人いて、私が朝日へ入社した時、一年か二年前に既に入社していて出版局に配属されていました。橘弘道さんです。弟の隆さんとはまるで逆な、物静かで、敢えて言わせてもらえば、いるのかいないのか分からないような人でした。

 私が販売局の局次長になった時です。同時に出版局の局次長兼務となりました。新聞部数のみならず、出版局が刊行するすべての部数伸長責任が被さってきたのです。月に一度合同会議がもたれ、立花さんから現況報告があり、対策が協議されました。朝日ジャーナル、アサヒカメラ、アサヒグラフなど、当時はまだ、かなりの部数を維持していました。ITの爆発的な進捗のお陰で、紙媒体は押されっぱなしになり、結局、上記三銘柄の週刊、月刊誌が休刊(廃刊ではない)に追い込まれるのですが、ある時、部数が思わしくないのは、販売局がシッカリしていないからだ、と世相を無視した発言が立花局次長から飛び出し、喧嘩同様の雰囲気になったこともありました。旬日ならずして、採算がとれなくなった出版局は朝日新聞社本体から切り離され今に至っています。立花弘道さんはというと、朝日新聞社の監査役をしばらくやっていた、とは聞き及びました、その後の消息は定かではありません。これほど「陽と陰」がはっきりした兄弟も珍しいのではないでしょうか。

  

               銀塩たなびく 光窓

         紫陽花の花よりも

         なお一層 清楚なり

         あくあの姫は 今たちぬ

         光の宝玉 身にまとい

         白亜の衣装の 衣擦れが

         しゃなり しゃなりと 木霊する

                     かそけき 静寂を通り抜け

         いざいざ参らん いざ参らん

         水晶宮の 御殿に

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2021年7月2日        共産党 

 「説教は沢山だ!」、「教師ずらした偉そうな説教は受け入れぬ!」 昨日、天安門広場で行われた中国共産党100年の式典で、習近平は吠えました。更に、共産党が無ければ新中国なければ中華民族の偉大な復興もなかった、と大見えを切りました。そして、次の目標は建国から100年になる2049年には、社会主義現代化強国を完成させると謳いました。つまり、G7のような民主主義国からの、香港、台湾、ウイグル自治区などへの意見には、全く聞く耳をもたないし、要らぬお世話だ、つべこべ言うな、と一蹴したのです。

 毛沢東、登小平、江沢民、胡錦涛、そして習近平、今や中国共産党員の数は9800万人を超えました。国民15人に1人が共産党員です。一般住民の疲弊と、貧困化をよそに、その地位を濫用しての賄賂の横行、権力の乱用、目に余るものがあるのに、自戒、反省の色一つなく、大会は幕を閉じたのでありました。

 顧みれば日本も同じような道を歩んできました。大正から昭和にかけての軍国主義の台頭です。八紘一宇、大東亜共栄圏を旗印に掲げ、軍部が強大化し、侵略戦争を正当化してきました。その結果の惨めな敗戦です。歴史は繰り返すと申します。なぜなら、人間は懲りないからです。恐らく、近い将来、中国と自由主義諸国との熱い戦いが始まるでしょう。否、戦いは既に始まっているといっていいでしょう。中国が5年前から画策していた細菌兵器による世界の混乱が、戦争に突入したことの大きな証拠です。

 一方、中国はいま、未曽有の国難に晒されています。地震と大雨による河川の氾濫、揚子江、黄河の流域の都市は大規模な浸水被害に遭っています。世界最大の三峡ダムは既に危険水域をを超えて、決壊が秒読み段階に入っています。更にイナゴの被害と、天候不良が招いた農作物の不作、上水道・下水道の区別がなくなってしまったが故の疫病の蔓延。

 ウイグル自治区やチベット・香港・台湾を云々する前に、洪水で家や田畑を失い、更に水問題で苦しむ住民に目を向けてこその共産党ではないでしょうか?

 

          何だろう あれは

       さあさあと 竹藪のあの音

       雨だ  雨だ

       おや もうやって来た

       ぽつぽつと 大粒で

       ああ いい

       久しぶりで

       びっしょり 濡れる草木だ

       びっしょり 濡れろ

       びっしょり 濡れろ

             ー 山村暮鳥ー

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2021年7月1日      魚の乱獲

 タイ・チェンマイは、バンコックから飛行機で1時間の奥地に位置していますが、スーパーへ行くとほとんどの生鮮食料を求めることが出来ます。何故か、牛肉は全く値が張っていて品質も悪いのですが、豚肉に関しては安くて飛び切り上等です。魚売り場もあるにはありますが、何故か、買う気が起きません。冷凍技術が悪いため新鮮さが欠けているからです。

 いま、世界中で、魚の乱獲による絶滅危惧種の保護が話題になっています。世界各国が争って魚を取り始めているからです。北海で獲れる鰊がその筆頭でしょうか。4,50年前には店頭に溢れていた「身欠き鰊」など、いま、店頭から消えたままです。「鱈」もそうです。「鱈の子・明太子」の需要が高まり乱獲が祟っているらしいのです。マグロなど、日本近海では全く姿を消したままです。寿司屋では「インド鮪」が幅を利かせています。養殖に成功したらしい「近大マグロ」が話題になっています。五島列島特産の「クエ」、これも幻の魚入りしています。

 なぜ、世界中が魚類の絶滅の心配を始めたのか? 言わずと知れた中国の海洋進出が顕著になってきたからです。昔、上海へ行ったとき、当時は珍しかった海鮮料理屋へ入りました。入り口に水槽が並んでいて、好みの魚を指定すると、瞬く間に調理されて卓上を飾りました。一般庶民には高嶺の花であったのに、今は誰もかれもが注文するようになりました。冷凍・解凍技術が発達し、西安の山の中でも海魚を味わえる時代となったのです。「14億5000万人が魚の味を知った!」、これこそが世界の海に起きつつある異変の原因なのです。

 九州での単身赴任時代、小倉のタンカ市場へ行っては一匹30円の新鮮なイワシを仕入れてきて、骨を外し、叩いてミンチにして少量の味噌を加え、つみれ汁をよく作りました。冷凍しておいていつでも使っていました。今は面倒なのでやりませんが、近くの和風レストラン「とんでん」には美味しいつみれ汁が200円であります。 中国の14億人が鰯に目覚めて乱獲を始めないよう祈りましょう。   

 

        かぼちゃのつるが 這い上がり

     葉っぱを広げて 這い上がり

     その細い先は 竹を握って 這い上がり

     屋根の上に 這い上がり

     あっちにも こっちにも 這い上がり

     風にも 雨にも 負けないで 這い上がり

     小さな 小さなその先端は

     赤子のように その手を開いて

     ああ いま

     空をつかもうとしている

              ー原田直友ー

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2021年6月30日         街角ピアノ

 日本のみならず、世界中のビルや駅の広場にピアノを置いて、自由に弾いてもらう風潮が流行りだして、どのくらい経つでしょうか。中には希望者が多くて、弾く順番を整理する係員を置いている人気のスポットもあるくらいです。NHKの衛星放送の3チャンネルに「街角ピアノ」というレギュラー番組があるのを知って、その人気ぶりに更に驚いてしまいました。自分の演奏を大勢の前で披露し、聴いてもらうのは、ピアノを齧っている者にとって、誇らしくもあり、密やかな喜びでもあります。例え、拙い演奏であっても、ピアノの音が流れる空間には、妙な安らぎが醸し出されます。

 ただ、問題はピアノの音です。極彩色に塗られ、その存在感を誇示するアプライトやグランドピアノであっても、貧しい音でしかならないピアノがほとんどです。つまり、置かれているピアノが安物だからです。音の良い、響きのある高級ピアノを置けないことぐらい理解していても、あまりに貧相な音でしか鳴らないピアノなので、興ざめすることがしばしばです。二流や三流のピアノメーカーのアプライトピアノが置かれていて、しかも調音や調律が十分でないものを、音大生がこれ見よがしに弾いているのを見るのは興ざめ以外にありません。家庭の狭い部屋で弾くならどんなピアノであってもかまわないでしょうが、少なくとも、不特定多数の人に聴いてもらう以上一定水準以上の音の出るピアノであってもらいたいのです。少なくともカワイやヤマハのグランドピアノであってもらいたい。スタインウエイや、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインを置け、とまでは言いませんが、二流ピアノのアプライトの音では公害そのものだ、と私は言いたいのです。いっそのこと、音量や音質を電気的に調節できるローランドなどの電子楽器の方がまだましだ、と思うのです。

 ”ピアノが街角や駅広場などに置かれて自由に弾ける”という風潮は、今や世界的広がりを見せています。実に好ましい、嬉しい流行だと思います。私はピアノの調律が出来るので、道具をもって全国に置かれているピアノの調律をして歩こうかな、と思っています。

        雑草が あたり構わず

         伸び放題に 伸びている

         この景色は 胸のすく思いだ

         人に踏まれたりしていたのが

         いつの間にか 人の膝を

         没するほどに伸びている

         人の姿さへ 見失うほどだ

         この景色は むねのすく思いだ

         蔓延れるときは

         どしどし 延び拡がるがいい

         見栄えははしなくとも

         思い思いの花を咲かせるのだ

                   ー北川冬彦ー 

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2021年6月29日         痛ましい

 千葉の八街で、昨日、トラックが学校帰りの子供の列に突っ込み、二人死亡、二人重体、一人重症との記事が舞い込みました。60歳の運転手の飲酒運転が原因です。八街は落花生の産地で有名、見通しの悪いところはありません。ハンドル操作を誤り、電柱に衝突、その反動で子供の列に飛び込んだとのこと。親たちの嘆きは如何ばかりか、想像を絶する悲しみでありましょう。それより何より、一瞬にして命を絶たれた、未来ある子供たちはどうなるのか。凶器としての車の存在、判断力を狂わせるアルコールの存在を憂います。

 一方、池袋で大事故を起こした飯塚幸三の公判が過日行われました。自分の過失を一切認めず、トヨタの車の一時的故障だと言い張り続けています。トヨタも法廷に引っ張り出されて、故障はなかったと論述を強いられる有様。母親と娘、その他に死を与えた責任は車にあって自分にはない、と言い張り続けています。東大卒、高級官僚の見苦しさの典型です。

 私も既に高齢者。しかも、彼らと同じように車を運転しています。自損事故を起こして、人様に迷惑をかけずに死ぬならいいが、万一にでも、彼らと同じような事故を起こしたら、、、、と思うと、そろそろ潮時かなぁ、と思わずにはいられません。それはさておき、何の悪いことをしていないのに、一瞬にして死を賜った子供たちの不幸に思いを致し、心から冥福を祈ります。

 

       その一言で 励まされ

       その一言で 夢を持ち

       その一言で 腹が立ち

       その一言で がっかりし

       その一言で 泣かされて

       その一言で 立ち直る

       ほんの僅かな 一言が

       不思議に大きな 力を持つ

       ほんのちょっとの 一言が

                 ー高橋圭吾ー

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2021年6月28日       パンデミック

 先に述べた3人のユーチューバーに共通するのは、コロナは生物学的兵器を起源にして起きた人為的ミスだ、という点です。最近、中国のこの件に関わる去る高官がアメリカに亡命しました。彼が取り扱った5年間に亘る資料を、アメリカのCIAに極秘に提供したそうです。中国共産党は世界制覇の手段の一つとしてパンデミックを捉え、極秘に研究開発をしていたそうです。初期にはアメリカの研究者も招かれ、中国・武漢に研究所ができ、ウイールスの培養と、そのワクチン開発研究が秘かに行われていたそうです。不幸にして生物兵器に転用できるウイールスは研究員にまず感染し、市中に漏れ、瞬く間にヨーロッパから始まって、世界中に蔓延し始めた、というのが事の真相のようです。なぜなら、このウイルスに対するワクチンは中国では既に出来上がっていて、即座に対応し、14億もの人間がほとんど感染していないことからも、これが戦略的生物兵器であることを証明しています。

 この生物兵器の開発が5年前から始まっていた、とすると、5年前にアップルの創業者ビル・ゲイツが極秘講演会で「これから儲かるのはワクチン産業である」と宣ったことと、妙に辻褄が合います。恐らく彼は、中国の極秘の動きを察知していたのに違いありません。

 問題はこの計画の初期にはアメリカの研究者が加わっていたことです。研究者は民主主義の世界では相手にされないため、それがどういう結果を伴うか判断できず、金のため、自分研究の成果のため、中国の甘言に乗ったのでしょう。調査のためWHOが中国に乗り込んで調査を開始しましたが、いずれも煮え切らない調査結果しか出てきませんでした。そこに、アメリカの研究者の影があることにきずいて、矛先が鈍ったのではないでしょうか?

 これから先、時間の経過とともに真相が明らかになっていくでしょう。いずれにしても、世界制覇のためなら手段を択ばず、生物兵器を使って人間を殺戮しようとする中国共産党の野望がもたらしたパンデミックであることは間違いありません。

 

    おう なつだぜ

    おれは げんきだぜ

    あまり ちかよるな

    おれの こころも かまも

    どきどきするほど ひかってるぜ

    おう あついぜ

    おれはがんばるぜ

    もえるひをあびて

    かまをふりかざす すがた

    わくわくするほど きまってるぜ

                ー工藤直子ー

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2021年6月27日          ユーチューブ

 ユーチューブをクリックするとあらゆる情報が飛び交っているので、改めてビックリします。パソコンがありさえすれば誰でもユーチューブに掲載可能だからです。私自身の動画が、ある日、突然、掲載されたこともあり、その時は驚きでした。動画はチェンマイの首長族の集落の動画、カンボジアのトンレサップ湖の水上生活者の動画、キーボードを寄付した女子学生寮で、私がタイ国歌を弾き、学生たち全員が歌う動画などでした。

 数多の情報が飛び交うユーチューブの中で、私が絶えず注目し、参考にしているサイトが3つあります。一つは「妙佛」という中国に永く住んだ若い男性の情報です。金髪の上に黒メガネ・マスク姿でいつも現れるので表情は分かりませんが、中国語に精通し、世界の中国語で書かれた情報を基に論評します。根底には現在の中国共産党のあり方の異常さを問題にしています。また、「フィフィ」と名乗る45歳のエジプト人女性のサイトも見ごたえがあります。最近の韓国情勢を的確に分析し、将来を予見しています。最も信頼に足る世界情報を発信し続けているのが及川幸久さんです。上智大学からICUの研究科に進み洗礼を受けているキリスト者ですが、英語に堪能で世界の英字紙を基に発信を続けています。大川隆法の幸福党に共感し、 この党の外務部長をしているのがご愛敬ですが、その情報収集能力は実に秀でています。これら三つのサイトの特徴は、ひとえに、情報網を世界に広げて収集し、それを基に論評を加えていることです。日本の新聞さえロクに読まず、「朝まで生テレビ」に出演して、大声で持論を捲し立てている「ロウガイ」と根本が違っています。

 溢れる情報の中で、どれが正しく、どれがガセネタなのか、私たちに必要なのはそれを見破る見識です。年と共に極端に衰えていく知力や判断力は、努力を惜しまなければ最晩年まで維持することが出来るでしょう。無駄に時を過ごしてはなりません。

     人は変われる 何歳からでも自分自身を

   変えることができる よりよく変わっていくのに

   年齢は関係ない

   もう 歳だから・・・ではなく

   これからどうなろう と考える

   人の心は生涯を通して

   成長しようと動き続ける   心は本来

   とても しなやかにできている

   心をしなやかに

   まだ見ぬ自分に 会いに行こう

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2021年6月26日         髭(ひげ)

 男は何のために髭を生やすのでしょう? 功成り名遂げた自分を誇示するためでしょうか? それとも、女性を愛する時の武器の一つになるからでしょうか?髭を蓄える男の心理というものが、私は今もって分からずにいます。昨日述べた松本人志の髭は、どす黒い顔色の上に白髪交じりのチョビ髭が重なり、厭らしさの上塗りをしています。裸の王様よろしく、彼に対して「髭は剃った方がいいよ」と言う者がいないところに彼の品性が伺われています。

 アラブ首長国連邦のドバイへ行ったときは驚きました。男という男はすべて髭を生やしていたからです。顔の半分が隠れるほどの髭もあれば、チャップリンのようなチョビ髭もある。何でもここの社会では髭のない男は相手にされないそうですから、ビックリでした。女性はというと、すべて黒ずくめで、目だけ光らせていました。4人まで妻帯が許されているそうで、コーランも粋な計らいをしたものです。家に入ってしまえば女性は裸同然の派手な衣装を纏うそうで、男は髭の力を借りなければ、とても4人の妻を平等に扱えないでしょう、、、 閑話休題、、、、、

 私も男ですから髭は生えてきます。毎朝、カミソリを使うのが日課です。電動式に凝った時もありましたが、今は軽便カミソリで間に合わせています。それに、どういうものか、髭を蓄えた男からは出来るだけ離れるようにしてきました。功成り名遂げた、と言わんばかりの髭男と付き合っても、得るものがないからだと思います。

 松本人志の厭らしい髭ずらから、とんだ話になってしまいました。兎に角、彼の顔をテレビで見たくない、それだけです。

 

  昔 若くて未熟なタレントをジャリタレと呼んだ

  いまでもあるよ その言葉

  ジャリタレには しっかりやれよという

  応援の意味もあった

  いま テレビに出ずっぱりの200人を超える

  「吉本」の芸人を何と呼ぶか 知っているかね

  ジャリジャリとよんでいる 砂を噛んだあと

  ジャリジャリするだろう 彼らの出演は

  砂を噛んだ後味しか残さない

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2021年6月25日          洞察力

 毎週木曜日の夜7時から、TBSで「プレバト」という番組があります。愛媛県の女性俳人「夏木いっき」さんが、タレントや芸能人の作る俳句を酷評、添削する番組ですが、これを司会する浜田雅功がはまり役で、毎週楽しみにしている番組です。

 一方、お笑いタレントとしての相方は松本人志です。週刊朝日にエッセイを連載していた頃の松本は、まだ、可愛げがあって朝日新聞出版局が「遺書」、「松本」の二冊を世に出したのも頷けましたが、最近はどうでしょう?傲岸不遜、人間の厭らしさそのものを丸出しにしながらテレビに出ています。頭は五分刈りの金髪、白髪の混じったちょび髭と、顎の髭、おまけにドス黒い顔と、物欲しげな目つき。誰が見ても厭らしいと思うでしょうに、本人はまるでヤクザの親分を気取っています。

 ギャラの安い芸人をテレビ界に、これでもか、と送り出している「関西の吉本」は創業者は別として、関西のヤクザ集団と深いつながりを持たされてしまった「曰くつきの芸人集団」です。そのお陰で奇抜さと思い付きだけが売り物の「にわか芸人」が量産され消えて行っています。例え芸人であろうが、人間には品位が大切です。今の松本人志には全くそれがありません。醜悪そのものです。こうなると分かっていたら朝日新聞は彼の本など出版しなかったでしょう。当時の出版局に先を見る洞察力がなかったことが残念でなりません。 

          

         その一言で 励まされ

         その一言で 夢を持ち

         その一言で 腹が立ち

         その一言で がっかりし

         その一言で 泣かされる

         ほんのわずかな一言が

         不思議に大きな力をもつ

         ほんのちょっとの一言で

            ー高橋係吾ー

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2021年6月24日         慰霊の日

 昨日23日は沖縄慰霊の日でした。76回目の追悼式が行われ、13歳の女子中学生が散文詩を朗読しました。その全文が夕刊一面に掲載されました。そして、今日の朝刊でも再録されました。長い詩ですが心を打たれました。時々、読み返したいのでここに再録させて貰いました。

                 みるく世の謳(うた)

 12歳。初めて命の芽吹きを見た。生まれたばかりの姪は 小さな胸を上下させ  手足を一生懸命に動かし 瞳に湖を閉じ込めて「おなかすいたよ」「おむつを替えて」と力一杯 声の限りに訴える。大きな泣き声をそっと抱き寄せられる今日は、平和だと思う。赤ちゃんの泣き声を 愛おしく思える今日は 穏やかであると思う。その可愛らしい重みを胸に抱き、6月の蒼天を仰いだ時 一面の青を分断するセスナにのって 私の思いは 76年の時を超えていく

 この空はきっと覚えている 母の子守歌が空襲警報に消された出来事を 灯されたばかりの命が消されていく瞬間を 吹き抜けるこの風は覚えている うちなーぐちを取り上げられた沖縄を 自らに混じった鉄の匂いを 踏みしめるこの土は覚えている まだ幼さの残る手に、銃を握らされた少年がいたことを。おかえりを聞くことなく散った父の最後の叫びを 私は知っている。礎を撫でる皺の手が 何度も拭ってきた涙 あなたは知っている あれは現実だったこと。煌びやかなサンゴ礁の底に深く沈められつつある悲しみが存在することを。

 凛と立つガジュマルが言う 忘れるな、本当にあったのだ 暗くしめった壕の中が憎しみで満たされた日が 本当にあったのだ。漆黒の空 屍を避けて逃げた日が 本当にあったのだ 血色の海 いくつもの生きるべ命の大きな鼓動が 岩を打つ波にかき消され 万歳と投げ打たれた日が 本当にあったのだと 6月を彩る月桃が揺蕩う。

 忘れないで、犠牲になっていい命など あってよかったはずがない事を 忘れないで、壊すのは簡単だという事を。もろく、危うく、だからこそ守るべきこの暮らしを 忘れないで 誰もが平和を祈っていたことを どうか忘れないで 生きることの喜び あなたは生かされているのよと

 いま摩文仁の丘に立ち 私は歌いたい 澄んだ酸素を肺いっぱいに取り込み 今日生きている喜びを 震える声帯に感じて 決意の声高らかに みるく世ぬなうらば世や直れ 平和な世界は私たちがつくるのだ 共に立つあなたに感じてほしい 滾る血潮に流れる先人の想い 共に立つあなたと歌いたい 蒼穹へ響く癒しの歌 そよぐ島風にのせて歌いたい 平和な未来へ届く魂の歌。 私たちは忘れないこと あの日の出来事を伝え続けること 繰り返さないこと 命の限り生きること 決意の歌を歌いたい。

 いま摩文仁の丘に立ち あの真太陽まで届けと祈る みるく世ぬなうらば世や直れ 平和な世がやってくる この世はきっと良くなっていくと 継がれ続けたきたバトン 素晴らしい未来へと信じて渡されたバトン 生きとし生けるすべての尊い命のバトン 今、私たちの中にある 暗黒の過去を溶かすことなく あの過ちに再び身を投じることなく繋ぎ続けたい みるく世を創るのはここにいるわたし達だ。

 

     海行かば

         水漬く屍

     山行かば

         草生す屍

     大君の 

         辺にこそ死なめ

         かえり見はせじ

               ー信時潔・作曲ー

 
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2021年6月23日       有限の太陽

 朝6時、ふと目が覚めて窓越しに東の空を眺めると、真っ赤な太陽が、今まさに登って来つつあります。今日も一日が始まるなあ、と生きていることに感謝の念を覚えながらも、沸々と疑問が湧いてきました。それは、この太陽は永久に存在するのだろうか、という疑問です。巨大な太陽は周りを回っている惑星を従え、地球には光と熱を与えながら、遥か昔から存在しているのですが、果たして、この存在は無限なのか?有限なのか? 太陽を太陽たらしめている内部の燃焼ガスは、最後には燃え尽きてしまうのではないか、すると、太陽は消滅し、地球も同時に消滅するのではないか、という茫漠たる疑問です。

 ものの本によると宇宙にビッグバンが起きたのが138億年前で、太陽系の中で地球が生まれたのは46億年前だそうです。そして、太陽が燃え尽き、消滅するのは今から50億年後とあります。それほど、太陽の力は大きく想像をはるかに超えていますが、いずれは無くなるのであり、太陽の消滅と同時に地球も無に帰するのです。そう思いながら昇って来る朝日を見ていると、すべては有限であり、無限なるものは無いのだという原理を改めて思い知らされ、残り少ない日々を、大切に大切に、生きている喜びをみしめながら、生きて行こう、と改めて思ったことです。 

       

       70億の人間には必ずあって

   アダムとイブにないもの?    ーオヘソ

   70億の人間には必ずいて

   アダムとイブにはいないもの?  ー両親

   70億の人間には絶対できなくて

   アダムとイブだけにできたこと?

                     ー親が神さま

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2021年6月22日       沖縄玉砕

 明日23日は太平洋戦争で沖縄が玉砕した日です。軍人・民間人含めて241,632人の人がお亡くなりになりました。内訳は沖縄県人149,584人、日本軍人を含む沖縄県外人77,458人。アメリカ人14,010人。イギリス人82人。台湾人34人。北朝鮮82人。韓国382人です。

 沖縄にはガマと呼ばれる洞窟がいたるところに存在します。人々はそこに隠れていましたが、アメリカ軍の上陸が始まると次々に火炎放射器で焼き殺されました。子供を抱えて、万座毛と呼ばれる崖の上から海に飛び込む母親も数知れず、海は朱に染まったそうです。降伏するのを恥として決して許さなかった日本軍の司令部の誤った判断が、これほどまでの悲劇の原因でありました。

 不幸にしてお亡くなりになった241、632のすべての方のお名前を刻んだ石碑が林立し、遥か紺碧の海を見下ろしているところがあります。平和の礎公園です。沖縄に行くたびに、そこへ行って祈るのですが、石碑の中に入ると、万感が胸に迫ってきて、どれだけ海に向って吠え、滂沱の涙を流したことでしょう。

 ところで、沖縄の無形文化財保持者になっている義弟と二人で、那覇の泊港から船を貸し切って海釣りに出たことがあります。遥か沖の白砂の小島のあたりまで行って釣り糸を垂れましたが、既に二人とも船酔いで釣りどころではありません。しかし、海上から眺める沖縄本島はまるで巨大な空母のようで、どれだけの火の玉がこの海上を飛び交ったか、そして、それがどんなに無意味で恐ろしいものだったか、認識を新たにしました。船酔いでよれよれの二人は、それでも船べりで釣り糸を垂らします。ところが時々揚ってくる魚は、何と、赤い色の魚ばかりです。この海で散った人の血で育った魚なのでしょうか? グルクンという名前だそうですが気味が悪くなりました。沖縄本島の海には、どれだけの武器弾薬に交じって人骨が埋まっているか、想像するだけで、とても揚った魚を食べる気にはなれませんでした。

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2021年6月21日        孤立の韓国
 G7がイギリスで開催された際、数か国がオブザーバーとして招待されました。その内の一か国が韓国でした。発言の機会が与えられた際、文在寅大統領はこともあろうに中国を擁護する発言をしました。参加した全ての指導者が、最近の中国の専制的なやり方に異議を唱え、一致協力体制を築こう、との空気の中での、アメリカの同盟国であるにも関わらず、彼は中国側に立った発言をしたのです。座が白けたのは言うまでもありません。文在寅は日本との個別会談を望んでいたようですが、それは一切なく、立ち話程度で推移したようでした。
 言うまでもなく、彼は日本でいう赤軍派の出身ですから、アメリカの支配から早く抜け出し、中国を頼みとする南北朝鮮の統一を旗印に挙げてきた、いわば共産主義者であります。反日を掲げ、日本製品の不買運動を政府を挙げて推進し、あまつさえ、慰安婦問題では、すでに、両国の約束事であった財団を故意に解体させ、三菱の徴用工問題では凍結した資産を売却して保障に踏み切る寸前までいっています。しかし、いくら持論とはいえ、世界の自由主義陣営の指導者が集まっている中で、しかも全員が現在の中国の専制政治に警鐘を鳴らそうとしている前で、中国の肩を持つとは何事でしょうか?
 ところで、日本は国として現在の文在寅政権を完全に無視し続けています。恐らく国民のほとんども同じ感覚を共有しているようです。ならば、国交断絶してもらった方がすっきりする、という日本国民が大多数になりつつあります。寄って来る所以は韓国民の気位の高さです。文化は中国に発し、朝鮮半島を経由して野蛮国・日本に渡来しました。僅か1500年前の出来事です。したがって、朝鮮半島のプライドの高さは、今後、半永久的につづくもの、と日本人は理解していなければなりません。
 文在寅の大統領の任期はあと半年あまり。韓国の法律では再任はありません。思えば金大中大統領の頃の日本と韓国は、実に仲が良かった。日本の女性たちは、ほとんどが韓国ドラマにメロメロでした。争ってソウルの明洞へ行きました。いま、こちらからも行かないし、あちらからも来ません。指導者が替るとこうも世相が変わるのか、とその変化の異常さには目を見張るほどです。後、半年後、韓国の民意を背負ってどういう指導者が現われるか、新しい両国の関係はそこから始まるような気がします。

 

  卵をじっと見ていると  お母さんが思い出されてくる           

 どこがお母さんと卵が似ているのか

 お母さんが似ているのか 卵が似ているのか

 卵を手に取ってみると まん丸くて懐かしく

 少し重くて 何やら悲しい

 何故かといえば 卵がお母さんにならないから

 きょうも

 卵を見ていると お母さんのどこかに似ている

           ー室生犀星ー

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