エッセイ「少年Nの記録」は、まもなく開始されます。
今日、増産の帰り道、みんなで摘んだ花束を、英霊室に供えたら
「次は君だぞ分かったか、しっかりやれよ」 と空高く、胸に響いた、神の声
勝ち抜く僕ら少国民、天皇陛下の御為に 死ねと教えた父母の
尊い教えを胸に秘め 御国の為ならどこまでも 今日も行く行く、明日も行く
次の世を、背負うべき身ぞ 逞しく 正しく 伸びよ、里に移りて
進め少国民 溌剌と元気良く 胸を張り、大手を振って前進だ
遮るものなく、唇キリリリと 我慢音強いぞ、いざ進め 進め 進め 少国民
いやじゃありませんか軍隊は、かねの茶碗にかねの箸 仏様でもあるまいし、一膳めしとは情けなや
ペタ子泣くとき白い帽子かぶって ペタ子白い帽子振って泣いた はあ、じゃんじゃかじゃんのじゃんじゃんじゃん、はあ、じゃんじゃかじゃんのじゃんじゃんじゃん
ルーズベルトはベルトが切れて チャーチル散る散る 花が散る 花が散る