(2003年3月1日発行DTP(デスクトップパブリッシング)を勉強していたら、自分でも 本が作れるのではと思い、やってみたのがこの本です。書籍や新聞の売れ行きに陰りが出始め、その原因の究明と将来の予想を巻末のレポート『IT革命』にまとめました。不幸なことに、その予測は的中しています。
二年間のエッセイをまとめましたが、感受性の枯渇が感じられます。ただ、巻末レポート『神は自ら助くものを助く』には精魂を傾けました。新聞が読まれなくなり、印刷はされるが販売店から配られることなく、古紙として中国へ運ばれてゆく実態を検証しました。 驚くなかれ、その数、毎日「XXX万部」!
2007年度日本自費出版文化賞入選
三冊目のエッセイ集です。『新聞販売網を崩壊させるな』というレポートを巻頭にもってきました。警鐘を鳴らし始めてから10年、新聞の実態は改善されるどころか、ますます悪化しています。でも、方法はあるのです。このレポートではそれを提案しています。100年河清を待つに等しいかもしれませんが・・・・(三つのレポートを一冊にまとめたのが、この欄の一番下にあります)
『地球環境報告』など、石弘之さんの一連の著書を読み、脳天をぶん殴ぐられました。定年一年前に出向した朝日学生新聞社は、「朝日小学生新聞」「朝日中学生ウイークリー」を発行する会社です。ジュニアに理解してもらうように書き換えたらどうなるか?それが、この本のスタートです。
『ナイジェリアの赤ちゃん』に新たに15篇を加えました。原子力発電の危うさをこの時予言しています。2011年3月11日東北津波震災で福島原発はメルトダウンしました。予言は的中しました。この本を全国の中学校図書室へ無料で送り始めています。一万一千校あります。どこまで出来るか・・・私のライフワークです。
今から千年前、ペルシャの思想家で天文学者のオマル・ハイヤームが書いた『ルバイヤート』です。今までに、日本人三人による翻訳がありますが難解です。英語訳も参考にして、「私の言葉」にしてみました。つまり超訳です。だから題名も逆さまです。悪しからず。
上のショパンシリーズ三冊では、新聞業界についての予測、現状分析、提言をその柱にしてきましたが、業界の実態は改善されるどころか、更なる悪化が進行しています。「蟷螂の斧」も「これまで」としました。
2011年3月11日、東日本大震災とともに、福島原発のメルトダウンが起きました。その辺の日々の感想から、このマズルカは始まっています。そして、タイ、ミヤンマー、スイスなどへの旅行記が掲載されています。 (クリックすると、大きく表示されますので、画面下に現れるズームを使って、適当な大きさにして お読みください)
2011年11月から、新たな「中沢信男のホームページ」を開設いたしました。三日に一回は新しいエッセイを載せるのを、自分に課しています。2012年6月から2014年2月までのものを、ショパンシリーズ5冊目としました。
ベトナムや、カンボジアへ旅行記には、写真や動画をとりいれることを覚えました。是非、動画も見てやってください。
(クリックすると大きく表示されますので、画面下に現れるズームを使って適当な大きさにして、お読みください)
私は早稲田大学を一年留年した後、幸運にも朝日新聞社へ入社させてもらいました。育ててくれた古巣の悪口など言いたくありません。まして、本にして大量出版するなど下司のやることだと思っています。関係者だけがその実態を分かって改善を図ってくれれば、それでいいのです。どう伝え聞いたか、この本はY新聞社社長室へも渡っています。でも、実態はますます悪くなっているように、私には思えます。
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